ぼんち ぼんち
夜中にコンビニまで散歩したときに周囲の音と自分の足音が同じ位の音量で聞こえてきて心地よくなる。生きるというものの音量はそんな大きくないものなのかもしれない。
やめた学校では今年、僕のいた学年で2、30人が留年し、そのうち10人近くが退学になるらしいことを友達から聞いた。異常な数字だとは思うけれどそんなに的の外れたことでもないなと思った。やめた後でこんなこと言うのはずるいな、と自分で思う。やめたことで不安とかはそりゃあるけど、それよかうれしいのは「また猫と仲良しになれるかもしらん」という気持ちだったりする。なんのこっちゃ。
あと、スティーブ・ジャンセンのコンサートに行った。高木正勝と小山田圭吾と三人のストリングスをゲストに迎え、バックでは伊瀬聖子の映像が流れる。高木さんは映像作る人だからか映像を見ながら音を出してて、影を潜めていたと思ったらいきなり津波みたいに聞こえてきたし、小山田圭吾は反対に映像全く見ないで、常にある波のように飄々と演奏してるのが対照的で面白かった。チェロの人も良かったなぁ。ジャンセンは演奏も佇まいも本当に海みたいなお父さんみたいな人で、男惚れしてしまいそうな人だった。コンサートのDVDが出るみたいなので楽しみ。高橋幸宏さんを目撃した気がします。
今年のクリスマスは海に行かなかったし、海に行きたい。
最近観たの
不詳の人/道(山下敦弘)
追悼のざわめき(松井良彦)
はなればなれに(ジャン・リュック=ゴダール)
トリュフォーの思春期(フランソワ・トリュフォー)
家庭(フランソワ・トリュフォー)
逃げ去る恋(フランソワ・トリュフォー)
最近読んだの
椿姫(デュマ・フィス)
テレピン月日(大竹伸朗)
んぐまーま(大竹伸朗)
河童が覗いたインド(妹尾河童)
風の谷のナウシカ(宮崎駿)